活動報告
夏場の消費電力15%削減へ~取り組みを始めましょう。
2011年5月24日
今夏の山形市の節電対策について。今朝の新聞に載っていたのでそのまま引用します。
山形新聞 5月24日朝刊より
「冷房設定29度に 山形市」
山形市は25日から、庁舎内で省エネ、節電をスタートさせる。9月30日まで冷房の設定温度は29度に、さらにエレベーターの半数を使用停止とし、前年ピーク時の平均消費電力に比べ15%の削減を目指す。▽28度だった冷房設定温度を29度に上昇▽南側のエレベーター4基のうち2基を停止させ、残り2基も稼働時間は午前8時~午後5時半▽職務時間中の照明は50%消灯▽ノー残業デー(水曜日、金曜日)や定時退庁(午後5時15分)の徹底などを具体策とした。
23日の定例記者会見で市川昭男市長は「市民と一体で一人一人できることから節電に取り組み、(東北電力の)計画停電の回避を確実にしたい」と話した。(引用終わり)
一般家庭のひと月の平均消費電力はだいたい300kwhくらい。一般的にエアコンは、設定温度を上1度げると約10%の節電になるといわれています 。冷房の場合は、1度上げた温度調節の省エネ効果は30Whくらいです。電気料金を22円/kwhで計算すると、0.03kwh×30日×8時間(1日の使用時間)×22円/kWh=約158.4円/月となり、ひと月158円の節約にもなります。ちなみにわたしの事務所のエアコンは消費電力2.085kw。電気代もかかりますし、わたしは個人的にエアコンよりも自然の風に近い扇風機の方が好きです。冷え性が治らないうえ風あたりに弱いもので、車のクーラーなんかもやっぱり苦手です・・・。
県でも、明日25日、「山形方式節電」の社会実験が実施されます。
○ 実施時期 第1回 平成23年5月25日(水) 17:00 ~ 19:00
第2回 平成23年5月31日(火) 13:00 ~ 15:00
みなさま、ぜひ社会実験を行う時間帯には一層の節電の取り組みをいたしましょう。計画的に節電を行うことによりその効果を検証し、夏場の電力不足回避につなげる目的で実施されます。
県の節電目標は、前年同期比(5月下旬)15%削減。目標達成のために約15万kw(試算)の節電が必要とのことです。
15万kwとは・・・
- 一般家庭(消費電力30A)が最大限に電気を利用した場合 → 約5万戸分
- 消費電力500kw程度の大型工場に換算すると → 約300ヶ所分
- 100w蛍光灯であれば → 150万本分
だそうです。
県内の消費電力のうち一般家庭分は約3割ですので、単純計算で15万kwのうち3割の4万5千kwを山形県民(388,176世帯)みんなで節電すると例えれば・・・1世帯あたり0.1159kwですね。参考に、一世帯あたりひと月の平均消費電力はだいたい300kwhくらいです。
山形県ホームページに詳細がでてますので載せます。
また、企業・事業所向けと一般家庭向けに具体的な節電への取り組み事例が載ってますので、参考にされてみてはいかがでしょうか。
山形方式節電 http://www.pref.yamagata.jp/ou/seikatsukankyo/050009/setuden_onegai/setudenundou.html
取り組み事例集 http://www.pref.yamagata.jp/ou/seikatsukankyo/050009/setuden_onegai/jireisyuu-vol1.pdf
【計画停電について実施予定やエリアについて】 こちらも皆さん確認いたしましょう。
東北電力http://www.tohoku-epco.co.jp/information/1182377_821.html
※山形市全域は第7グループ(面白山は第3グループ)に属しています。
※「週間予定(翌週月曜日~日曜日)」は、毎週木曜日17時に掲載されています。