コラム
山形市市税収入額の推移から
2015年4月6日市町村税収入額の推移ここ10年位のデーターをグラフにまとめてみました。
平成19年度は、3兆円の国からの税源移譲に伴う税制改正がありました。
ここ10年位の推移を見てみると、合計額おおむね348億~379億円規模で推移しています。
各年度で多少バラつきはあります。
たばこ税、都市計画税はあまり変化が見られません。
注目すべきは、個人市民税35%前後、固定資産税40%前後の収入があること。この2つが市税収入の内ほぼ8割くらいを占めています。
ちなみに消費税が平成26年4月1日に5%→8%へ引き上げられたことによる影響は、26年度決算がまとめられる平成27年9月に分かります。
増税により税収が急にプラスに転じることは考えられないですが、少子高齢化の進行で、今後ますます税収が厳しくなることは間違いないですから、今のうちに予測の範囲内で善後策を講じることは、未来への不安を軽減することにもつながります。