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市議会

平成28年12月市議会定例会 一般質問について

2019年2月10日

平成28年12月市議会定例会 一般質問

将来ビジョンによる地域ブランド化とスポーツ振興を

 

総務

Q 地域・大学・市民活動をつなげるための仕組みづくりや窓口の一本化など、市民活動支援センターの役割を見直してはどうか。

A 大学との連携に係る相談などがよりスムーズに行えるよう、地(知)の拠点整備事業の趣旨や対応ノウハウを市民活動支援センターと共有し、機能を強化していく。

 

Q 市民活動支援センターの場所についても見直すべきではないか。

A オープン12年目を迎え利用者にも定着し、公共交通機関の利用も多く、定住自立圏における広域連携として周辺自治体からの利用もあるなど現在の場所が望ましいものと考えている。

 

Q 市民活動との共創指針は策定から10年が経ち、共創の必要性にもずれが生じており見直しが必要である。あわせて域学連携と窓口の一本化を考え「市民活動支援センター」の名称変更と役割の見直し、機能強化を図るべきだと思うがどうか。

A 市民活動支援センターは12年が経過してきていることから、一定程度の役割の見直しは、当然必要になってくる。現時点で、具体的な見直しへの検討はまだ行っておらず、今後、そのような調査研究も含めて検討していく。

 

Q 女性の救急救命士は3人いるがまだまだ少ない状況である。女性傷病者の場合に、いつでも女性の救急救命士が同乗できるような体制づくりが必要だと思うがどうか。

A 女性消防吏員の大幅な増員や施設整備などに課題があり、現在のところ困難であるが、女性消防吏員の活躍推進のために、女性消防吏員の採用や救急救命士養成も含め、今後検討していく。

 

 

厚生

Q 健康医療先進都市の実現に向け、女性の健康に対する施策を積極的に進めるべきだと思うがどうか。

A 生涯の各ライフステージに応じた心身の健康維持と健康づくりへの支援を進めてきた。今後も、相談体制の整備や支援による女性の健康づくりを推進するとともに、新たに産後ケア事業を始めるなど、幅広い年齢層を対象とした女性の健康の保持に取り組んでいく。

 

 

産業文教

Q 山形鋳物のブランド力を高めていくため、複数存在する団体の統合を目指してはどうか。

A 二つの団体間で、平成29年度の統合に向けて調整中であると聞いている。今後も鋳物団体と協議し統合に向けての支援をしていく。

 

Q 地域資源を総合的にプロデュースする機能を持った組織を立ち上げ、もしくは支援するなどして、山形市の地域資源の活性化を図るべきと考えるがどうか。

A 産業振興のためには観光、農業、工業等の多様な産業の連携が重要であり、それらを総合的にプロデュースするような組織が必要である。現在、旅行商品の販売等とあわせ、地域の商社機能を担う(仮称)株式会社DMCやまがたの設立に向け、観光関係企業や地元金融機関等を中心に来年3月設立を目指し準備を進めているところであり、山形市の地域資源の活性化が図れるよう積極的に取り組んでいく。

 

Q スケート場の改築計画の進捗状況はどうか。

A 平成26年公益財団法人日本スケート連盟や山形県スケート連盟等の3団体が、屋内スケートリンクの建設整備に向けた計画に着手することについての要望書を山形県知事に提出された。市総合スポーツセンターの屋外スケート場は、現在県内で唯一のスピードスケートリンクであることを踏まえて、市としても山形市スポーツ振興計画の実施計画の見直しを進める中で施設整備のあり方を検討していく。

 

Q 蔵王ジャンプ台は、将来の選手育成のための施設としても活用すべきであり、ミディアムヒルジャンプ台を併設すべきと考えるがどうか。

A サマーヒル化設備も含めて相当な費用が必要なことや、ジャンプ台敷地内への設置場所などの課題もあることから、どのような整備が可能なのか、今後調査研究していく。

 

Q ウィンタースポーツの将来ビジョンをどのように考えているのか。また、部署横断的な体制が必要であれば、組織としてベストな体制をつくりながら進めていくべきだと思うがどうか。

A 市民ニーズや行政の関わり方など、スポーツ振興計画の実施計画の見直しを進める中で、体制づくりも含めて検討していく。

 

Q モンテディオ山形やパスラボ山形ワイヴァンズなど、身近にプロスポーツを感じられる山形市において、プロスポーツを生かした地域おこしを考えるべきと思うがどうか。

A 今後も子供たちや市民との結びつきを強められるよう、山形市において活動を行うプロスポーツとの連携強化を図っていく。

 

Q タブレット端末の配置や無線LANの整備など、小中学校のICT環境をどのように整備していくのか。

A 小学校1校、中学校1校をモデル校に指定して実践を積み重ねながら、ICT活用の研究を進めていく。

 

Q 山形市の小中学校全体としてのICT環境を整備していく必要があり、現在導入の検討がされているタブレット端末を積極的に進めていくべきと考えるがどうか。

A 現在、山形市教育研究所では、情報教育推進調査研究委員会を組織し、試験的に借用しているタブレットを数台用いて授業を行い実践例を蓄積し、将来の本格的な導入への準備を進めているところである。第2期教育振興基本計画では2020年度まで整備することを目標としており、具体的なタブレットの導入に関しては、授業で活用できるようにモデル校による実践を積み重ねながら検討していく。

 

環境建設

Q 蔵王駅前の駐輪スペースが自転車であふれているため、手立てが必要だと思うがどうか。

A 平成28年12月までに鉄道用地利用に関する協議をJRと行い、自転車の整理整頓や放置自転車の定期的な撤去などを行っていく。その後の状況を踏まえ、駐輪スペースのさらなる拡張が必要な場合は、改めてJRと協議をして駐輪場の整備に取り組んでいく。