活動報告
市澤静山先生が山形へいらっしゃいました。
2011年6月23日7月23日、書道家市澤静山先生の講演会に参加してまいりました。
テーマは、「書体の変遷・字体の変異について」です。
中国の古代王朝殷の時代にみられる「金文」「甲骨文」から、秦の始皇帝の文字統一、正確・威厳・整斉さが求められた字体や、実用的、速記的で簡略・粗雑・乱れる字体、乱れた字体を整理することによって変わっていった字体・・・ときには、字典をつくるためにデザイン性や見栄えのする字体を求めたことなど、分かりやすく説明していただきました。
現代の「常用漢字」を学校で習ったときとは違う漢字の面白さを発見出来たことが一番の収穫でした。
講演会の様子
約100名ほどの県内書道関係者が参加されました。
日展評議員 読売書法会常任理事 謙慎書道会常任理事 信州大学名誉教授であられる市澤静山先生